明瞭度

PRISM Dialogue

テレビ向けダイアログ・エンハンサー

対応プラットフォーム
TV & Soundbar

現代のテレビデザインは、スピーカーを音響的に不利な位置に追いやっています。ダウンファイアリング、サイドファイアリング、リアファイアリング構成はスリムパネルデザインでは標準となっていますが、いずれも声の明瞭度を低下させてしまいます。結果としてダイアログは不明瞭になり、ボーカルは画面の下方に沈み、ステレオイメージも崩れてしまいます。人の声はテレビ視聴において最も重要な要素であるため、不明瞭なダイアログは製品の品質を損なってしまいます。

PRISM Dialogueは、スピーカーレイアウトの変更を必要とせず、声の明瞭さと自然なイメージングを復元します。心理音響ダイアログ・センタリングと発話に最適化したPRISMイコライゼーションを単一の統合プロセスに組み合わせた、現代テレビハードウェアの音響的現実のために設計されたソリューションです。

仕組み

PRISM Dialogueは2つのステージで動作します。

Dialog Processは、心理音響技術を用いてモノラルおよびセンターチャンネルのコンテンツ(人の声、ニュースキャスター、ソロボーカル)をステレオイメージの中央に引き戻します。非前方発射型スピーカーはサウンドイメージを拡散・散乱させ、ダイアログを曖昧で定位しにくいものにする傾向があります。Dialog Processは、チャンネル間の位相関係を保持しながら、実際のスピーカー配置に適切な角度にステレオイメージを狭めることでこれを補正します。アンビエンス、リバーブ、エフェクトなどのステレオコンテンツを壊すことなくコントロールし、物理的なスピーカー構成に対して正確な音の定位が得られます(人工的なモノラルダウンミックスではありません)

PPRISM Dialogue使用の際に使われるRISMイコライジングは、フラットなAcoustic Power Volume Density(APVD)ではなく、声の明瞭度に特化して最適化されたターゲットカーブを適用し、特定のスピーカーシステムに対してボーカルの明瞭さを最大化するよう周波数バランスを調整します。中低域の共鳴(濁った、ブーミーな声の原因)や高域エネルギーの不足(明瞭度の低下)といった一般的な問題が精密に補正されます。イコライジングはEilexのVIR Filterテクノロジーによって行われ、最小限の演算コストで精密なフィルタリングを提供します。

ダイアログを画面レベルに引き上げる

ダウンファイアリングスピーカーは、声が画面の下方から聞こえるような印象を生み出します(消費者レビューでは根強い不満のひとつです)。PRISM Dialogueの心理音響処理は、聞こえる音源の位置を画面レベルに引き上げ、物理的なスピーカーの移設なしにあたかもダイアログがテレビ台ではなく画面上の話者から聞こえるようにします。これは人間の聴覚システムが周波数依存の手がかりに基づいて音源を定位する仕組みを利用した処理です。

コンテンツの種類を問わない安定性

PRISM Dialogueは、調整なしで多様な放送コンテンツに対応します。ニュースキャスター、映画のダイアログ、ソロボーカル、BGMと混在した声のいずれも一貫して処理されます。ダイアログ・センタリングはソース素材のモノラル/ステレオ特性にリアルタイムで応答します。また、モノラルコンテンツはしっかりとセンタリングされ、良好なステレオ録音は適切な空間幅を維持します。

PRISM Dialogueの適用領域

PRISM Dialogueは、スピーカー配置が声の品質を損なうテレビ用途向けに特化して設計されています。ダウンファイアリング、サイドファイアリング、またはリアファイアリングのスピーカー構成を持つセット(ダイアログ明瞭度が最も低下するデザイン)で最も効果を発揮します。

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